前回から本当に1年経ってしまいました。何度か献血に行こうとしたのですが、失敗が続いたんですよね。
以前、渋谷の「献血ルームSHIBU2(シブシブ)」の事をテレビで見たことがあり、映画や雑誌や漫画、ドーナツやドリンクを食べ飲み放題、はてはネイルアートや手相やマッサージまで・・・という異様に充実した設備を見て、いつも移動献血車か大阪の門真運転免許試験場の献血ルームでしていましたが、独立した献血ルームにわざわざ立ち寄ると2回も「定休日」で失敗・・・恥ずかしい!!
※ネイルアート等は毎日ではないようです。他に吉祥寺の献血ルームなども同様だとか??
そんな失敗話はさておき、相も変わらず血液不足との事です。
「2005年12月04日 献血しましょう!」で詳細な理由を書きましたが、12月1月は風邪と風邪薬の影響で献血に適した血液ではない可能性(治って暫くは血液中にはウイルスや薬の影響が残留している)があり、非常に足りなくなるそうです。是非、献血をお願いします。
ちなみに、今回の粗品は、ボールペン・せんたくばさみ6個入り・貼るミニカイロ10個入り。
ハッ!お菓子なし・・・ちょっと寂しいですね。
今回、へぇと思ったのは3点。
1つ目は、献血手帳が今までの紙製2つ折りの献血手帳が、磁気カードの「献血カード」になったこと。

10月1日 献血手帳が献血カードに変わりました (日本赤十字社)
紙製2つ折りだけに、今までかさばって持ち歩くことは皆無でした。これがテレカタイプになったのでだいぶ持ち歩きが楽です。・・・それもポイントカード等で一杯の財布にはそれなりに邪魔ですけど。
今まではいつ献血したかという履歴だけでしたが、今回から献血回数と前回3回分の献血日と次の献血可能日が書かれています。この献血可能日は200ml、400ml、成分献血毎に書かれています。献血可能日は年間総献血量でも変わるために便利だと感じました。
但し、デメリットは個人情報を端末から引き出すために、4桁の暗号番号を設定しないといけないこと。数年に一度の人だと忘れてしまいそうです。
2つ目は、今回と過去4回の合計5回分の成分結果が送られるようになったこと。
献血時に問診票で希望すれば血液検査の結果が届きます。
これには血液型は勿論、赤血球数や白血球数、ALTやガンマGTP等の酵素数、コレスレロール等が表記されていましたが以前は今回の献血結果のみでした。コレステロールの増減や、酵素類は脂肪肝やアルコール性肝障害などで増減するために、簡易的な健康診断になること。さすがに5回分も並ぶと健康診断してる気分になります。
本来はこういう勧め方は良くないんですけど、少しは健康を気にするようになりますね。
3つ目は、ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤使用者は無期限不可という事。
ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤使用者の献血制限について (厚生労働省)
プラセンタの注射薬は医療用医薬品ですが、肝臓病・更年期障害等に使用する以外に、シミ・シワ・ニキビ等の美容整形にも使用されています。ですが、vCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)が血液から検査する方法が未だ実用化されておらず、感染リスクの関係から献血できないことになっているそうです。
注射薬に何を使っているか・・・というのは医者任せでちゃんと知らないことが殆どだと思いますし聞いても名前を覚えている人はあまりいないと思います。今後のためにも一度、医者に確認するのもいいかもしれません。
対象となるプラセンタ注射薬は、以下の2つ。
・メルスモン(メルスモン製薬株式会社)
・ラエンネック(株式会社日本生物製剤)
【私の記事】