2006年01月15日

2005年のウイルス届出数増加

情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)が、1月10日に2005年12月分と通年のウイルス・不正アクセス届出状況を公開しました。

ウイルス届出数は年間で5万4174件となり、前年の5万2151件より2023件増加したことになります。但し、感染率は減少傾向にあり、04年の1.2%から減って、0.4%にとどまったそうです。

不正アクセス数は年間で515件となり、前年の594件より79件(約13%)減少したことになります。但し、被害があった件数は前年より2.4倍に増加したそうです。

 IPA、05年度のウイルスなどの届出件数は過去最多、しかし感染はわずか0.4% (CNET Japan)
 「2005年のウイルス届け出数,過去最多の5万4000件」---IPA (IT Pro)
 05年のウイルス検出は過去最多、被害は減少 不正アクセス被害は増加 - IPA (MYCOM PC WEB)
 2005年、ウイルス届出数は最多に上るも被害率は低下――IPA (ITmedia)


うんうん、ウイルスに関してはセキュリティ意識が増えて嬉しいですね♪


・・・なーーんて言うつもりはサラサラありません

間違ってしまいそうですが、この情報はIPAへの「届出数」であり、実際の全ての検出・感染数などではありません。つまり、こういう時はカウントされていません
・元からウイルス対策ソフトを導入しておらず気付いていない
・ウイルス対策ソフトの期限切れなどで検出出来きていない
・ウイルス対策ソフトが検出を見逃している
・IPAやSymantec等のメーカーへ届け出をしていない


例えば、11月23日の「日本はAntinnyがイッパイ!」で、Microsoftの月例パッチでリリースしている「悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MRT)」で、Winny等で感染を広めるAntinnyウイルスが大量削除されたのを覚えていますでしょうか? その時に約11〜20万件のAntinnyが削除されたそうですから、この時点で倍以上は軽く検出されたことになります。

また、実際に導入していない人もまだまだ多いんです。
MYCOM PC WEB の 2005年12月2日の記事で、『パソコンの個人ユーザーの場合、ウイルス対策ソフトを使用していない層は43.3%もあり、使わない理由としては「価格が高い」が42.2%、「感染しないと思う」が36.7%(いずれも総務省調べ)』となっています。使用していないは、おそらくウイルス定義の更新を行っていない人も含めてだと思います。


ウイルス届出トップ3(亜種を含む)
・Netsky: 1万2782件
・Mytob : 5123件
・Mydoom: 4149件

これらの特徴はメールでの感染とのことです。思ったよりもメールでの感染は多いんですね! 何はともあれ、簡単に添付ファイルは開かないようにお願いします。


また、友達へのメールでも「HTMLメールよりもテキストメール」「添付ファイルの有無と内容を明記する」を行うことにより、セキュリティ度合いが増えます。HTMLメールは悪質なファイルを隠しやすく、また返信は同じHTMLメールで送り返す人が多いので自分に降り掛かる可能性があります。添付ファイルの有無などを常に明記していれば、言及していない添付ファイルが来た場合に不信感を持つようになります。

Soberが再度発生、メールに気を付けて」で、メールについて書いていますので参考にして下さいね。


こちらはプロバイダーでのメールの感染チェック状況です。


左から順に。
1.24時間以内で、最も感染数の多いウイルス
2.24時間以内で、感染数トップ5のウイルス
3.24時間以内で、全メールに対するウイルス感染率

この記事の時点でも、ベスト5以内に、Netsky.Q, Netsky.D, Mytob.D と3件も入っていますね。やっぱり多いみたいですね。



不正アクセスについては個人ユーザということで話を進めますが、ファイアウォールの Norton Internet Security や ZoneAlarm 等では侵入時に警告が発生します。
ですが、巧妙に入られると警告が出ない可能性があります。その場合は個人では気付くのは困難だと思います。正直言えば、私も不正アクセスされてもそうそう気付かない気がします。もし、ファイルが消えていても操作ミスとか思っていそうですし・・・オンラインバンク等で実被害が出て、初めて気付く気がします。

今時は個人のパソコンに直接侵入を仕掛けてくる人は少なく、殆どがスパイウェアによる情報収集やリモート操作です。そのため、ファイアウォールだけではなく、スパイウェア対策ソフト(最近のウイルス対策ソフトはスパイウェア対策も含まれている物が多いです)や、Windows等のOS や ブラウザのアップデート等の対策が必要となります。


そういうわけで、楽観視はしないようにお願いしますね〜!!
引き続き、周りの人にもウイルス対策などはするように口酸っぱくお願いします♪


【私の記事】
ウイルスやスパイウェアは多いんです
新しいOSとブラウザにして欲しいかな
フリーのウィルス対策とファイアウォール
この記事へのコメント
> 管理人様

確かに、未だにウィルスはまだまだ怖いですね。

> 間違ってしまいそうですが、この情報はIPAへの「届出数」であり、実際の全ての検出・感染数などではありません。

とのことですが、まさにその通りでありますね。氷山の一角と言うべきなのでしょう。拙僧も今後も気を付けたいと思います。

コチラのブログはそういった情報収集に使わせていただいております。ありがとうございます。

そういえば、今日PC系の雑誌を見ながら気付いたのですが、ようやくあの数字だけが増えてどこが「第五世代」なのか理解できなかったペンティアムが名前的に引退したとのことですが、拙僧などは「ようやくか」と、やれやれという感じです。ペンティアムという名前から知った方は違和感ないでしょうけど、486を知っている世代としては、不思議でしょうがなかったです。
Posted by tenjin95 at 2006年01月16日 21:45
tenjin95さん、こんばんわ〜♪
私はウイルスに対してかなり「怖い」というイメージなんですけど、周囲は大丈夫というイメージです。仕事柄、2ヶ月に一度以上は身近でウイルス騒ぎの話を聞くせいでしょうか??

本当は、tenjin95さんぐらい知っている人にはあまり関係のない話が多かったりします(笑)
少しでも無防備を怖がって、ウイルス対策等をちゃんと導入して、最新版を使ってくれるようにしてくれれば・・・と思っているだけなんです。

Pentiumも随分長いですよね。
私も486から使っていますので、長いですよね。今のプロセッサナンバー方式は判りづらいですよね〜。
でも、名前が増えるとこれもまた判りづらく・・・説明をする時は結構つらいです〜!
Posted by 藍旋 at 2006年01月17日 00:32
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