- Gmailに攻撃可能なセキュリティ・ホール,Googleはすぐに修正 (IT Pro)
- グーグル、Gmailのセキュリティ脆弱性を修正 (CNET Japan)
- Google、Gmailの脆弱性を修正 (ITmedia)
内容は、Gmailに悪意のあるコードを送信するとGmailのアカウントを攻撃する可能性があるとの事です。
また、同様の脆弱性がGoogleのウェブサイトの一部やMicrosoftのXbox 360用ウェブサイト、Yahooの電子メールサービスにも存在していたらしいですが、既に対応済みとの事です。
基本的に、こういう「オンラインソフトの不具合対応」ニュースを私は記事にしなかったりします。
と、いうのは、「Googleが好きで悪い点は言いたくないんです!(*ノノ)」なんていう事ではなくって・・・既に対策が終わった脆弱性で、利用者が何か行動を起こす必要がないからです。例えば、バージョンアップとかですね。脆弱性があった事を通知するのも大事ですけど、それは誰か他の人にやって貰うということで・・・!
と、いうわけで、タイトルになりますが、IEやFirefox等のWEBブラウザの上で動くWEBベースのソフト(オンラインソフト)の大きなメリットの一つは、こういう不具合対応等が非常にやりやすい事です。
例えば、メールを扱うソフトの「Outlook Express」と「Gmail」があり、両方とも同じ不具合が発生したとして、修正を行う必要があるとします。
「Outlook Express」のような通常のソフトは、各PC内にインストールされているため、放置しておくといつまで経っても不具合は治りません。不具合対応のための自動バージョンアップの通知があったとしても、「使用中にバージョンアップって面倒・・・とりあえず後で。」と、プチッと終了させる人って、結構多いですよね。(正直、私もすることあるので・・・ちゃんと後で更新しますよ!)
それに対して「Gmail」のようなオンラインソフトは、そのサービスを行っているサーバに対して不具合対応するだけで、最新版になります。あとは、利用者がもう一度そのオンラインソフトに接続するだけで、最新版を使っている事になります。
この差が、「利用者はどこからでも常に最新版を使い続ける事になり、全員に安全と均一の動作を提供出来る」という事に繋がります。これが利用者のメリットになります。
個人ではよく判らないと思いますけど、これが企業などでは非常に大きな差になります。例え10人相手でも、他人に最新版を使い続けさせるって大変なんです。面倒とか、忙しいとか、わからないとか文句を言われて・・・ホントに大変なんです(笑)
こういうソフトの管理とかは誰かがしている以上、費用というお金がついて回ります。こういう維持・運用費用を「TCO(Total Cost of Ownership)」と言います。これが普通のソフトだと、人数が増える程、一台一台のインストールや不具合対応などの手間が増えて時間とお金がかかりますが、WEBベースのオンラインソフトはサーバを一つ直せばみんなが最新版を使う事になるため、この時間の差(=お金)はとんでもない差、だったりするんですよね。
また、不具合だけじゃなく、色んなバージョンを使っている人がいると、その分だけ各バージョン間の違いを把握しておく必要があり管理者には負担が掛かります。これも「最新版しか使えない」オンラインソフトは、最新版だけを把握するだけで済むので楽になる(=時間を掛けない=お金を掛けない)という事に繋がるんですね。これが提供する側のメリットになります。
WEBベースのオンラインソフトのメリットの一つ、なんとなく判りましたでしょうか??
他にも、利用者のOS等の環境に依存しない等があります。WindowsのソフトはWindowsだけですけど、オンラインソフトなら、WEBブラウザさえあれば、MacでもLinuxでも「基本的に」動きます。これも非常に大きなメリットの一つだったりします。
ちなみに・・・私はなんでもかんでもWEBベースでやればいいとは思っていません。そこはメリットがある以上、デメリットもあるからです。
WEBベースのソフトの中にはExcelのような「Num Sum」とかWordのような「Writely」とかあるのですが、こういうソフトが出てくると「もう、Excleとか無くなる!」とか言う人がいますけど、それはあり得ないよねって思ったりします。
どんなに頑張っても、やっぱりWEBブラウザ上で動くソフト。
Excelとかのような高機能な物は無理ですし、そもそも、ネットワークが使えないと何も出来ません。オンラインソフトだけに、機器の故障などで通信が出来ない状態になると何にも出来ないのが一番のデメリットです。通信速度によって快適度は大幅に変わりますし、意外にPC自体の性能も要求されます。サクサク動く感覚もインストールしているソフトに及ばないですし、操作ミスでいきなり編集中のデータが消える事も多いです。
また、重要なデータをネットワーク上で操作を続けるというのは、盗聴などの可能性から想像以上に怖いんですよね。
また、「基本的に」動くと書いたように、Gmailから始まった今流行の技術の「Ajax(エイジャックス)」はIEやFirefoxで動作が微妙に違ったりと、必ずしも動きが一緒とは言えません。オンラインソフトの技術の一つの「ActiveX」というミニプログラムはWindows+IE専用と特化されています。
オンラインソフトは好きですが、結局、メリットデメリットは存在するので盲目はダメですよ、というまとめで・・・いかがでしょ?


ご多忙中のところ、更新お疲れ様でございます。
最近、オンラインソフトに特化した書類作成会社……要するに、ワープロや表計算などがオンライン上で可能とする会社などが英国などに出来ているそうで、いよいよ日本にも進出と聞きましたが、ご指摘のようにユーザー側の苦労が少ないという点ではメリットがありますが、ユーザー側が何も知らないままで終わるという問題はありますね。
この前も、ウェブメールしか知らない人が、メールソフトを使いはじめたらしく、サーバー上から見終わったメールを削除するという作業を理解できずに、ただ「送受信が出来なくなった」とわめかれてしまい非常に困りました。
英国にそんな会社が出ているんですね!
ビジネス用途が多い表計算では、脆弱性からの流出を考えると、こういうオンラインソフトは非常に怖いです。。。
場合によっては賠償問題まで発展するだけに、ネットワークを使用するというリスクを考えないといけませんよね。
WEBメールしか知らない人・・・今はそういう人もいるんですね!
数年前はWEBメールを使う人は少ないとまで言われていただけに、変化の激しさにビックリです。
私はYahoo!のメールを普通のメーラーとWEBメールと混在して使っていますが、稀に設定を間違ってダウンロード後に削除になっていたりするんですよね・・・。
その後、WEBメールを見ると消えていて驚くので、その人の驚いている姿をよ〜く想像出来ちゃいます(笑)