2007年早々に、Windows XPの後継版の Windows Vista がリリースされます。この発売に伴い、「Windows Vista発売2年後に、Windows XP Home Editonのサポートを終了する」という決定が下されています。これは、2009年早々ぐらいからHome Editionに対してはセキュリティパッチの提供を行わない、つまり使えなくなるという事です。
また、テレビ鑑賞などのリビング進出(家電)を意識したWindows Media Center Edition も、Home Editionからの派生版のため、こちらもサポートが終了される事となっています。
【NEWS EYE】Windows XP Homeのサポート期間が招く混乱 (ITpro)
そうです、例えば今、ボーナスでパソコンを買う予定の方は、Windows XP Professional Edition 以外を選択すると、確実に2年半後ぐらいにはOS変更の費用が発生するという事です。普通、2〜3年はそのままのPCで使い続ける方が殆どと思われますので、これは非常に大きな問題です。でも、全然告知が徹底されていません。大体の方は2年後も同じマシンを使い続けるのに!
ちなみに、Windows XP Professional Edition はAmazonで約2.2万円です。
Windows Vistaも一番下のエディションでも1.2万円はすると思います。当然ながら、「Windows Vistaがちゃんと動作して快適で何の不具合も起きない」という保証は難しいです。
最近のPCは、Windows Vista にOSを変更してもちゃんと動きますよという安心マークとして、「Windows Vista Capable(ケイパブル)」というシールを貼っていたりします。こう書くと、何の不安もないように思えますが、実際の所はあまり信用出来ません。
Windows Vista Capable の要件(Microsoft)
- メモリ 512 Mバイト以上搭載
- DirectX 9.0対応のグラフィックスハードウェア搭載
- 最新のCPU搭載(800 MHz 以上)
- (発売メーカーが)Windows Vista発売後、順次必要なハードウェアドライバを提供すること
だけで、Microsoft自体、明確な基準が出し切れていません。実際の所、Windows Vistaはメモリが1GB以上、グラフィックチップが最新でないと快適ではないと言われています。
※基準はあるのですが、Microsoftの基準がグラフィックのみに重点を置きすぎて、現実にそぐわないという批判がある状態です。
そもそも、Windows XPの最初の推奨スペックは、@ITの情報によると一番初期の推奨環境はCPUはPentium 300MHz以上、メモリは128Mbytes以上です。当時でもこのスペックで本当に推奨といえる程の動作だったでしょうか・・・少なくとも今の状態を見ていると過小に見積もっているという印象は受けますよね。
こう考えると、「とりあえず、XP Home Editonを買って、Windows Vistaが発売されたらインストールすればいいや〜。Windows Vista Capableマーク付いてるし、いいよね」なんて思っていると、思った以上に動きが悪くて後悔するかも知れません。特に、ハードウェアの変更がしづらいノートPCでは、想像以上に苛立つ原因になるかも知れませんね。
最近、私はDELLのノートPCを買いました。これはWindows Vista Capable PCですが、OSをXP Professional Editionに変更して注文しました。今後もVistaに変更するつもりはありません。XP Proなら最低でも後4年ぐらいはサポートが続くため、Vistaにして動きが鈍くなる可能性があるなら、そのままXPのまま使い続けようと思ったからです。
今から新しいPCを買う方は、「Vistaに乗り換えるつもりでいいものを買う」「XPのままで続けるためにProfessional Editionを買う」等を考えておく方が良いかも知れませんね。
・・・この話も、夏のボーナス貰った後に書くなー!って言われそうですね。。。スイマセン。
更新再開謹んでお祝い申しage(自分のことは棚上げでw)
どうにもこうにも、OSのサポート終了の告知とか一昨日初めて知りましたからねぇ(それも個人ブログで)
個人的にはX-Box360のメディアセンター等はどうなるんだと云いたいところですが…この所のMSのマーケティングのやり方にはどうにも疑念が絶えません。
地域の教育法人で使われてきた安価なMeなどの今後の運用なども問題とされているようです。
なにげに、巷ではVistaだと騒ぎ立てていますが、1995年と2002年を思い出しませんか?
1995年にWindows95のリリース前や、2002年のWindows XPのリリース前の、色々なやりかた(別名:無理矢理)で盛り上げようとしたのを。
ここまでくると、何がメインなのか解らなくなりますね。OSがメインなのか、本体がメインなのか。
それに、Vistaのあのてんこ盛りの無駄機能を使うのに、それほどのマシンパワーがいるとなるって言うのはちょっと異常だと思うのは、自分だけでしょうか。
確かにセキュリティー強化や、OSの安定性など、95に比べたら遙かに進化しましたよ。でも、その代償も大きいですよね。
ヨーロッパ議会がまたマイクロソフトに罰金請求をかけたので、この先どうなるのか…って感じもしなくはないです。
ホントにご無沙汰すぎです・・・
11日前後になってから、ニュースで一斉に見るようになりましたよね。
サポート終了に関しては、どこもヒッソリとしていて、ユーザは驚きを隠せません。。。
XBoxは忘れてました!
OSは専用で1から作った物じゃないんですね。知りませんでした。。。
教育現場からの苦情はニュースでよく見ましたが、ITインフラを充実させるという割には、こういう対策や費用に関しては想像以上にお上は無策ですよね〜。
このまま放置していたら、「セキュリティ対策が一番大事」というのを無視して教える事になり、悪影響になりそうです。。。今後が楽しみ??
Vistaのベータ一ヶ月程前にサブマシンにインストールしました。
・・・PenIII 550MHz、768MBのマシンには荷が重すぎますね(笑)
ただ、デフォルトでこんな機能いるのかな・・・なんて思ったりしたのは確かです。
透明化とかフォルダの内容表示機能、詳細画面でも内容確認するみたいでHDDをカリカリと・・・
必要以上に高機能ですよね〜。
OSはあくまでも、ソフトを動かす土台のハズなんですけど。。。OSが起動しているだけでスワップが止まらないのは笑いそうでしたよ(笑)
EU制裁金の金額もVistaやOfficeの値段の高騰の一端になると思うと、うんざりですよね。