2006年07月12日

Windows XP Home Editionは2009年まで

Windows98/Meは2006年7月11日まで」で、「但し、Windows XPにはHome EditonやProfessional Edition、Media Center Edition等のエディションがあります。少々、こちらも問題がありますので、それはまた明日にでも。」としました。

2007年早々に、Windows XPの後継版の Windows Vista がリリースされます。この発売に伴い、「Windows Vista発売2年後に、Windows XP Home Editonのサポートを終了する」という決定が下されています。これは、2009年早々ぐらいからHome Editionに対してはセキュリティパッチの提供を行わない、つまり使えなくなるという事です。

また、テレビ鑑賞などのリビング進出(家電)を意識したWindows Media Center Edition も、Home Editionからの派生版のため、こちらもサポートが終了される事となっています。

 【NEWS EYE】Windows XP Homeのサポート期間が招く混乱 (ITpro)


そうです、例えば今、ボーナスでパソコンを買う予定の方は、Windows XP Professional Edition 以外を選択すると、確実に2年半後ぐらいにはOS変更の費用が発生するという事です。普通、2〜3年はそのままのPCで使い続ける方が殆どと思われますので、これは非常に大きな問題です。でも、全然告知が徹底されていません。大体の方は2年後も同じマシンを使い続けるのに!


ちなみに、Windows XP Professional Edition はAmazonで約2.2万円です。
Windows Vistaも一番下のエディションでも1.2万円はすると思います。当然ながら、「Windows Vistaがちゃんと動作して快適で何の不具合も起きない」という保証は難しいです。


最近のPCは、Windows Vista にOSを変更してもちゃんと動きますよという安心マークとして、「Windows Vista Capable(ケイパブル)」というシールを貼っていたりします。こう書くと、何の不安もないように思えますが、実際の所はあまり信用出来ません。

Windows Vista Capable の要件(Microsoft
  • メモリ 512 Mバイト以上搭載
  • DirectX 9.0対応のグラフィックスハードウェア搭載
  • 最新のCPU搭載(800 MHz 以上)
  • (発売メーカーが)Windows Vista発売後、順次必要なハードウェアドライバを提供すること

だけで、Microsoft自体、明確な基準が出し切れていません。実際の所、Windows Vistaはメモリが1GB以上、グラフィックチップが最新でないと快適ではないと言われています。
※基準はあるのですが、Microsoftの基準がグラフィックのみに重点を置きすぎて、現実にそぐわないという批判がある状態です。


そもそも、Windows XPの最初の推奨スペックは、@ITの情報によると一番初期の推奨環境はCPUはPentium 300MHz以上、メモリは128Mbytes以上です。当時でもこのスペックで本当に推奨といえる程の動作だったでしょうか・・・少なくとも今の状態を見ていると過小に見積もっているという印象は受けますよね。

こう考えると、「とりあえず、XP Home Editonを買って、Windows Vistaが発売されたらインストールすればいいや〜。Windows Vista Capableマーク付いてるし、いいよね」なんて思っていると、思った以上に動きが悪くて後悔するかも知れません。特に、ハードウェアの変更がしづらいノートPCでは、想像以上に苛立つ原因になるかも知れませんね。


最近、私はDELLのノートPCを買いました。これはWindows Vista Capable PCですが、OSをXP Professional Editionに変更して注文しました。今後もVistaに変更するつもりはありません。XP Proなら最低でも後4年ぐらいはサポートが続くため、Vistaにして動きが鈍くなる可能性があるなら、そのままXPのまま使い続けようと思ったからです。


今から新しいPCを買う方は、「Vistaに乗り換えるつもりでいいものを買う」「XPのままで続けるためにProfessional Editionを買う」等を考えておく方が良いかも知れませんね。

・・・この話も、夏のボーナス貰った後に書くなー!って言われそうですね。。。スイマセン。
posted by 藍旋 at 23:15 | Comment(4) | TrackBack(2) | コンピュータ
この記事へのコメント
藍旋さま、御無沙汰で御座います〜!!
更新再開謹んでお祝い申しage(自分のことは棚上げでw)

どうにもこうにも、OSのサポート終了の告知とか一昨日初めて知りましたからねぇ(それも個人ブログで)
個人的にはX-Box360のメディアセンター等はどうなるんだと云いたいところですが…この所のMSのマーケティングのやり方にはどうにも疑念が絶えません。

地域の教育法人で使われてきた安価なMeなどの今後の運用なども問題とされているようです。
Posted by stickman at 2006年07月13日 13:42
藍旋さん、乙です
なにげに、巷ではVistaだと騒ぎ立てていますが、1995年と2002年を思い出しませんか?
1995年にWindows95のリリース前や、2002年のWindows XPのリリース前の、色々なやりかた(別名:無理矢理)で盛り上げようとしたのを。
ここまでくると、何がメインなのか解らなくなりますね。OSがメインなのか、本体がメインなのか。
それに、Vistaのあのてんこ盛りの無駄機能を使うのに、それほどのマシンパワーがいるとなるって言うのはちょっと異常だと思うのは、自分だけでしょうか。
確かにセキュリティー強化や、OSの安定性など、95に比べたら遙かに進化しましたよ。でも、その代償も大きいですよね。
ヨーロッパ議会がまたマイクロソフトに罰金請求をかけたので、この先どうなるのか…って感じもしなくはないです。
Posted by Heero at 2006年07月13日 17:30
stickmanさん、こんばんわ〜♪
ホントにご無沙汰すぎです・・・

11日前後になってから、ニュースで一斉に見るようになりましたよね。
サポート終了に関しては、どこもヒッソリとしていて、ユーザは驚きを隠せません。。。

XBoxは忘れてました!
OSは専用で1から作った物じゃないんですね。知りませんでした。。。

教育現場からの苦情はニュースでよく見ましたが、ITインフラを充実させるという割には、こういう対策や費用に関しては想像以上にお上は無策ですよね〜。

このまま放置していたら、「セキュリティ対策が一番大事」というのを無視して教える事になり、悪影響になりそうです。。。今後が楽しみ??
Posted by 藍旋 at 2006年07月14日 23:40
Heeroさん、こんばんわ〜♪

Vistaのベータ一ヶ月程前にサブマシンにインストールしました。
・・・PenIII 550MHz、768MBのマシンには荷が重すぎますね(笑)

ただ、デフォルトでこんな機能いるのかな・・・なんて思ったりしたのは確かです。
透明化とかフォルダの内容表示機能、詳細画面でも内容確認するみたいでHDDをカリカリと・・・

必要以上に高機能ですよね〜。
OSはあくまでも、ソフトを動かす土台のハズなんですけど。。。OSが起動しているだけでスワップが止まらないのは笑いそうでしたよ(笑)

EU制裁金の金額もVistaやOfficeの値段の高騰の一端になると思うと、うんざりですよね。
Posted by 藍旋 at 2006年07月14日 23:50
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Excerpt: Vistaが間もなく発売。 発売後、2年経過すると、ふるいOSはサポートしないだと。 ならば、さっさと、サポートを別会社に委ねよ。 1年前にPCを買った客にどうしろというのか? NHKで実験..
Weblog: 試稿錯誤
Tracked: 2007-01-27 11:12

XPサポート終了まで800日切る
Excerpt: まだ2年以上もあるって [無表情/]日本人はアホだからギリギリになるまで動かないし、ギリギリになってパニック、半狂乱になるヤツが多い民族なもんで、まだ実感ないと思うゾ。トキだって絶滅するって言ってんの..
Weblog: 時々時事爺
Tracked: 2012-01-30 22:47
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