- 交通違反保険:最大手が廃業 金融庁が営業認めず (06/09/24)(MSN毎日インタラクティブ)
- 駐禁摘発強化の矢先 交通違反保険ストップ 金融庁 (06/06/15)(PDF)
- 交通違反保険:最大手が廃業 金融庁が営業認めず (06/09/24)(PDF)
公的機関も認めているような発言を繰り返していた業者ですが、実際には「何度違反しても保険で賄えるため交通違反を助長しかねない」という金融庁の判断です。
また、警察も「この種の保険について警察当局は「違反者に反則金を科する目的を妨げることになり、ひいては違反を助長することにもなりかねない。好ましくない制度」として、反発していた。」との事。(もっとも、警察が手の平を返した・・・という可能性もあるのが怖いところですが。)
但し、このライセンス保険、親元会社である「全日本交通相互保障協会」が廃業になっただけのようです。
実は「1000人を超える保険が対象」になるため、実際にHP等で営業しているフランチャイズの個別業者は規制対象外になるそうで、今もって営業を活動しているようです。
法律の落とし穴というのはどこでも存在して使われるみたいですね。
さてさて、実は前回の「怪しいですよね、ライセンス保険2 (06.02.19)」の記事の時に、同時に行っていたのが各機関に対するメールでした。
公的機関である警察庁、静岡県警、法務省、静岡法務局、金融庁、国交省、特許庁等々と、「交通事故問題を考える国会議員の会」の会員の国会議員、交通事故に関するジャーナリスト数名。。。
残念ながら、「(静岡警察は)その保険の存在自体知りません」「(特許庁は)商標登録は商標として問題ないかのみ」「業務の適法性については一切関知せず」と、冷たい反応が多かったり返事なしばかりでしたが、国会議員が二人、調査を行いますと返事を下さいました。
06/02/24
「ライセンス保険」への問題提起をいただきました。「交通違反に対する罰則の意味が大きく損なわれる」とのご指摘、全くそのとおりだと思います。現在、この「保険」や業者について詳しく把握している訳ではありませんが、保険業法との関係で問題があると思います。
金融庁の担当者へこの業者・業務の合法性について調査するよう指示いたします。
国会議員の先生、ありがとうございました。
ちなみに共産党と民主党の議員が返事を下さいました。こういう時に共産党の先生は動いてくれる事が多いとは聞いた事がありますが・・・本当だったみたいですね。
(議員の先生の名前を書いていいのかどうか判断が付かないため名前は伏せておきます)
保険業法改正が4月に行われ、6月に金融庁からライセンス保険の親元会社である「全日本交通相互保障協会」に対して指導が入りました。
そう、議員の先生が調査を指示した金融庁からですね!
もちろん、元々4月に保険業法改正があったために偶然とは思いますが、国会議員から名指しで業者の合法性の調査を指示された以上、金融庁職員も調査は少し念入りになり、結果は報告しなければいけません。
少しは私も関与できたのでしょうか?
そして、9月23日に「全日本交通相互保障協会」は自主廃業を発表したそうです。
よく記事を見ると、9月4日から既に内部で解散を決議して精算手続きに入っていたようですね。
まだ各業者のサイトではその旨を報告しておらず、加入の受付を行っておりますが、「400万人の会員が・・・」等は削除されています。新聞の記事を見ると、10万人の会員だったみたいですね。延べ人数が400万人だったとはいえ、思ったよりは多かったです。それでも、このような現状報告を行わない業者は通常の企業であれば信用できないと見るでしょう。
こうなってくると、各業者も運営が難しくなってくるんじゃないでしょうか。
何せ、1000人を超えると保険業法が適用されて廃業に追い込まれるわけです。儲けるためには加入者を集める必要があるのにそれが自分を追い込み、新規加入を行わない業者はいつ廃業して逃げるか解らず継続しないユーザも出てくるでしょう。金融庁と警察が認めていない上に、親会社がない元フランチャイズの保険は怪しいと思うのが一般人ですからね。継続して広く活動を行うのは難しいと思います。
毎日新聞が分社化によって逃げる可能性を指摘していますので、警察等や金融庁は、昨今の金融・保険業界の不正取り締まりの一環として監視を行っていただきたいですね。
さて、面白いのがmixiにあったこと。
9月11日に業者が「☆罰金だけなら取り戻せますよ。★」というトピックを立てたんですよね。
(※mixiは会員制のサイトです。会員以外の人は見れませんのでご注意下さい)
そこに私がこのブログの記事を載せた上に、数日後にこの廃業のニュースが飛び込み・・・・気付くとこの業者は退会して逃げていました(笑)
何か危ない事が起きるとサッサと逃げるこういう業者が、また信用できないという連鎖を産むんですよね。
あ、ちなみにmixiのプロフィールには出身地ぐらいで名前・年齢・住所等は全然書いてませんよ♪
最後に、色々と情報を下さった皆様、ありがとうございました。
【追記】
・レスの返答として「怪しいですよね、ライセンス保険3のコメントへの返答」を追加。
私のブログで、貴ブログを紹介させていただきました。
飲酒運転を減らすため、指名ドライバーという考えを広めています。
http://ameblo.jp/designed-driver/
お酒を売る人も、飲む人も、飲まない人も参加できる飲酒運転対策です。
「指名ドライバー」でGoogleで検索すればヒットします。
(とっても遅くてゴメンナサイ)
ブログ、見させていただきました!
指名ドライバー、こういうのは必要ですよね。
似たような内容で、こんなニュースが。
日本版「ボブ」は王子?キャップ? 飲酒時運転役に愛称
http://www.asahi.com/national/update/1021/TKY200610210184.html
消える可能性があるので、PDF保存したものもアップ
https://twobcherry.up.seesaa.net/image/inshu_bob.pdf
私は飲まなくても我慢できるので・・・飲み会で車の人がいたら「運転するからご飯代おごって!」と主張するのを試してみます(笑)
「20年以上の歴史があり信頼できる制度です」はその親会社が廃業しました。
「関係官庁も法律に触れないって太鼓判を押しています。」は、その関係官庁に今まで苦々しく思っていたと言われ、法改正で否定されました。
すいませんが、この記事をちゃんと読まれた上でのコメントでしょうか?
いくつかライセンス保険のサイトを見ましたが、新聞に記事が載ってから4日後に書いたこの記事の時でも、それらのサイトでは全然、自主廃業についての説明がありませんでした。
先程確認しましたが、自主廃業についての説明がありましたが、未だにないサイトもあるようです。
その説明内容も全て同一文章であり、その内容では「事業継続に支障を来たすことはございません」と「今回の金融庁の規制対象外」となっているという説明のみ。そして、廃業したが独立採算制で関係ないいいつつ、実績だけはその親会社の内容をそのまま書いています。
大事なのは、何故、対象外という事なんですよね。
本来であれば金融庁の方針からすると問題があるにもかかわらず、加入者が1000人以下と少ないから問題ないという、曖昧な内容は隠したままです。
勿論、この内容を書いてしまうと、一般人は危険を感じて回避するでしょう。ですが、それを書くのが経営者の誠意です。
残念ながら、現状ではライセンス保険のフランチャイズの経営者達を信用しきれないと思います。
私は根拠を書いた上で述べています。
現状の把握や根拠も何もなく、ちゃんと記事も読んでない方に「げすの勘ぐり」と呼ばれるとは思いませんでした。
うちは自営業で、家電の修理をししています。今日3回目のシールを貼られました。いろいろ見た末にこのライセンス保険にたどり着きました。一応お気に入りに広告を保存しましたが、全部の書き込みを見て、やっぱり辞めることにします。お客様の近所の駐車場を聞きに伺っていたわずか1分で捕まりました。過去のも全部そんな感じです。確かに駐車車両が原因野事故で亡くなる方も多いと思いますが、なんだか納得できません。
聞いていたらキリがないことであることも分かっていますが・・ごめんなさい、つい愚痴りました。でも、沢山の情報から本物を見つけることが本当に大切な世の中なんですね。ありがとうございました。
路駐が悪いのは判っているのですが、
現実問題、駐車場が多いわけでもなく、時間と照らし合わすと非常に高い・・・っていうのが現実ですよね。
3分路駐すればお終いの用事のためにどうしてこんなに気を遣う必要が・・・っていうのは私にも勿論あります!!
世界的に厳しくなっている現状ですので取り締まり強化は世の流れですが、単純に締め付ければ良いでは問題ですね。
本来であればこの問題に取り組む政治家と、それを応援する市民の投票が必要なのですが・・・どっちもサッパリですね。
私は、ネットどころか、携帯電話すら無い約20年前から、この浜松の通称ライセンス保険に入り、継続してきました。
2〜3年に1回程度は、お世話になっていました。
少なくとも、私が加入した頃は、今よりももっと理不尽な警察の交通取り締まりがあり、加入しました。フランチャイズも今のようにたくさんは無かったので、今よりは、へんなフランチャイズは無かったのかもしれません。
東京でバイクに乗っていると、安全運転をしているにもかかわらず、安全とは関係ない、理不尽な取り締まりにあうことがしばしばあります。
藍旋さんは、法律的建前で批判しているようですが、現場では、理不尽な警察の取り締まりに泣いている人がたくさんいるのです。
(警察組織に比べれば)弱い物イジメだけでなく、警察の、安全など2の次、現状に合わない取り締まりの方が、よほど巨悪だと思います。警察の言うことの方が正しいような書き込みは、偽善者のようで、正直、不快です。
反則金で、年間900億もの予算が組まれ、それに向かっての警察の取り締まり(営業)ノルマがある現状の方が、よほど批判されるべきです。たとえ、違反しなくても、ねつ造してでも、反則金ノルマを達成しなければいけない、警察の現場のことにも目をむけてください。警察は、違反を無くす気などないのです。ただ、反則金収入さえ確保できればいいのが本音なのです。でなければ、予算など組みません。年間に、ドライバーの約6人に1人は反則切符をきらなければ予算が達成できないのが現状です。
現場で配達をやっている人は、どこかに短時間クルマを止めなければ成り立たないのです。生活がかかっているのです。自分は生活が脅かされない、ぬるい外野から、無責任に法律的建前で批判しているだけにしか見えません。
「事件は会議室で起きているのではない、現場で起きているんだ!」(踊る大捜査線から引用)
今井亮一さんのサイトも、参考に見てみてください。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/ko-tu-ihan/
レスが長くなりましたので、記事としてアップしました。
宜しくお願いします。
怪しいですよね、ライセンス保険3のコメントへの返答
http://twobcherry.seesaa.net/article/35237305.html
発行者からの6ヶ月間発行がなく、休刊措置取った模様です。
ライセンス保険の会員の方は遠慮なく都道府県の消費生活センターまたは消費者庁に詐欺報告しましょう。
最寄りの警察署、詐欺相談は取り合ってくれ無いので行政書士に通じて刑事告訴の手続きしてもらいましょう。
特に青切符切られた会員w
都道府県の消費生活センターも消費者庁も交通違反保険は初めて聞いたそうです。警察は知っているらしいけど。何でだろう?
ライセンス保険の会員者数に置き換えると保険業法の違反なるのでは。
ここに加入しているライセンス保険の会員の方は国民消費生活センターまたは消費者庁に詐欺報告しましょう。おっと金融庁にも忘れずに
最後手段を持って、内容証明郵便物差し出そうかと思う。
しかしながら、内容証明郵便は書いたことがないのでどうやって書こうかと悩んでいる最中です。
有限会社ライフライン
福岡市中央区地行4-11-31-208 商業登記謄本申請したが本店見当たりません。
携帯サイトの所在地は福岡市中央区高砂1-8-8
PCサイトの所在地と合致しません。