今回は民主が圧勝でした。大方の予想通りとはいえ、随分と差が付いたという実感です。
そういえば初めて気付きましたが投票済証という物が配布されているんですね。出口に山のようにして置かれているので今まで気付かなかったんだと思います。名刺より小さいぐらいのコピー用紙を切っただけのようなただの紙なのですが、貰ったところでなんの意味があるのかな?と。これが地元商店の割引券として使えるなら、きっと投票率もあがるんでしょうねーと思いつつ、誰がそのコストを負担するの?公平性が保てるの?と、馬鹿な考えだなと苦笑していました。それにしても、一体誰に証明するための物なんでしょう・・・こんな物でも大量になると結構なコストになりますので、何となく気になりました。
さて、これで参議院では与党の過半数割れになりましたので私的には満足なのですが。。。野党の「とりあえず与党に反対」体質には辟易ですので今から不安も一杯です。誰のための政治かを考えて国会で争って欲しいものです。
今回は年金問題選挙と言われていますが、本来は社保庁の問題であり政府の直接の失策ではないのでおかしいんですけどね。むしろ、民主党の支持基盤である自治労は社保庁に直結しているので、逆に民主党が伸びると配慮されて良くないのですが。
結局、横文字で煙に巻き、ハッキリしない態度で身内に甘い安倍首相の態度が一番の敗因なのかなと思っています。
農水省大臣達の事務所費等の問題でも身内に甘く、出来もしない1年以内に年金問題を決着するとか言われるほど、信用できなくなります。事務所費などは「大事の前の小事」とも言われますが、お金の問題でスッキリしない人を信用できないと思うのは当然です。私は確定申告を自分でしていますので、税金にはビックリします。お給料貰ってやっているとそれほど気にならなかったのですが・・・直接収めると泣きたいぐらいに高いと実感です。その額を決める資料を誤魔化しても問題ないと言われると、非常に不愉快になります。民間はシビアに追求されるのに、そこを問題ないと言い切る事がどれほどの不快感を国民に与えるかわかってるのかな?と思いました。
そんな世論を受けたこの選挙、安倍首相はこの結果をみてどのように方針転換するかが楽しみです。