環境によって対象数は異なりますが、今回のアップデートは合計9件です。
緊急性を示す深刻度は4段階あり、最大深刻度の「緊急」レベルが6件、次の深刻度の「重要」が3件含まれています。また、再起動が必要となる模様ですので、PCで作業を始める前に手動での Microsoft Update がお勧めです。
- 2007年8月のセキュリティ情報 リリース予定 (日本のセキュリティチームの Blog)
- Microsoftの8月定例アップデート予告,「緊急」6件と「重要」3件 (ITPro)
- マイクロソフト、8月の月例パッチは9件 (@IT)
- マイクロソフト8月の月例パッチは9件、盆休み期間の公開に注意 (INTERNET Watch)
- マイクロソフト、8月の月例パッチを予告--6件が「緊急」 (CNET Japan)
また、同時に非常にメジャーなウイルスやスパイウェア等のみを発見・駆除する「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」のアップデート、自動実行も行われます。
殆どの人は最大でも8件(Vista以外だと7件)だと思います。以前、「合計12件」とだけ書いていたら「そんなにアップデートされなかったけど、なんかおかしい?」と聞かれましたので「環境によって対象数は異なります」という文言を追加しました。(要はテンプレートっぽくこの文章を使い回してますって事です)
今回も非常にタチが悪く、9件中8件が「リモートでコードが実行される」という物です。要はIDやパスワードを盗まれたり、データを破壊されたりするかもしれませんという物です。攻撃コードの5割はセキュリティパッチの公表後1週間程度で登場しているという調査も存在するそうですので、出来るだけ早くUpdate しましょう。
毎月のように被害者の数字は出てきますが、OSやセキュリティ対策ソフト等のUpdateを怠っている事が原因での被害が非常に多いです。Microsoft Updateが始まると処理が重いですし、面倒くさいのはわかりますが、「被害に遭ったときの損失と疲労感に比べたらやった方がマシ」というのを周りにも徹底して下さいね〜!
特に今回は盆休み中ということもあり、久しぶりにPCを立ち上げてネットでフラフラしていると痛い目に遭う・・・という可能性もあるので忘れずに行いましょうね。
・・・ちなみに私はまだ夏期休暇ではありません。早く寝ないと!