レースとは関係がない事故死だけでもショックなのに、長男も一緒とは痛ましいです。
元WRC王者コリン・マクレーがヘリコプターで墜落死 (carview)
元WRC王者、コリン・マクレー事故死 (Response.)
伝説的なラリースト,コリン・マクレー氏がヘリコプター事故で死去 (4Gamer.net)
コリン・マクレー (Wikipedia)
マクレーはWRCでダイナミックなドリフトを披露して日本でも多くのファンがいました。
1995年にスバルのインプレッサでスバル初のマニュファクチャラーズチャンピオンと史上最年少ドライバーズチャンピオンという栄冠に輝きました。90年代にライバルの三菱ランサーエボリューションを駆るトミ・マキネン、トヨタのセリカを駆るカルロス・サインツと共にWRCでの日本車黄金期をもたらしました。
ラリーの華は「ドリフト・ジャンプ・クラッシュ」ですよね。
今と比べて、あの頃のWRCは大きく横を向くドリフト、ジャンプは飛距離も高さもありました。その時のWRCを象徴とするような派手な全開走行を見せてくれるドライバーがコリン・マクレーだったと思います。
今はセバスチャン・ローブを筆頭としたグリップ重視のアングルの小さいドリフト、ジャンプも山なりではなく水平に鋭く飛ぶような感じで飛距離もありません。どちらも少しでも駆動力を得るための走行で素晴らしい技術です。速さを追求するとそこに行き着き、今の主流はそのような走りなわけですが、『観て楽しむ』観客としてはやっぱりワクワク感が減ったかも、という気はします。
最後のクラッシュでもコリン・マクレーは人気者?でした。全開走行が仇となりマシン大破は数知れず、あまりのクラッシュぶりに「Colin McCrash(マクラッシュ、壊し屋マクレー)」と呼ばれるように。まぁ、同じようにトミ・マキネンも全開走行でよくマシンを壊していましたけど、このニックネームのせいか私も妙にクラッシュ=マクレーというイメージがあります。
昨今はWRCからは縁遠い存在となっていましたが、ラリーゲームの監修を行い何本もリリースしているだけに違う方面からラリー界を盛り上げてくれていたと思います。
「6月には「Colin McRae: DiRT」がPC,Xbox 360,PLAYSTATION 3でリリースされており,発売第一週で50万本の売り上げを記録するなど,人気を博している。」(4Gamer.net)
あの青い555インプレッサのドライバーが死んだと思うと、なにやら寂しいです。
ええ、今でも仕事のテストデータで適当な3桁の数字入力となると「555」と入れちゃうお馬鹿さんな私ですから。
ランエボのマキネン vs インプレッサのマクレー vs セリカのサインツ
この時代のWRCが一番好きでした。マクレーには今後のレース界の安全を見守って欲しいです。
こんなイベントがあったんですね。色んなレース界の人がいて楽しそうです。
ニュースも画像だけなのでまだまだ実感がありませんが、メッセージ・ボードの話を聞くと本当に亡くなったと感じます。。。
お彼岸で忙しくて、なかなかコメントできませんでしたが、この一件も驚きました。スバルで活躍した選手だっただけに、拙僧の記憶にも残っていました。残念であります。心から、哀悼の意を表します。
http://jp.zooomr.com/photos/ar1/3363716/
http://jp.zooomr.com/photos/ar1/3363673/
http://jp.zooomr.com/photos/ar1/3363672/
それにしても、記憶に新しいリチャード・バーンズの訃報といい、スバルのファンには残念な報せ続きという感がありますね……
本当に惜しい人材が亡くなったと思います。
スバルがWRCで優勝してCMにWRCの映像を流すことでWRCを知った人も多かったので、その流れを作ってくれたマクレーには本当に感謝しています。
AR1さん、こんばんわ。
そうそう、この写真の555が駆け抜けるシーンをテレビで見てカッコイイ!って思ったんですよ!!
メッセージボードが彼の目に届くことを祈っています。
・・・日本語だから読めない?とか野暮な事は思ってはいけませんよね。