2007年10月29日

URLを短縮するサービス

Wikipedia等のURLは非常に長い事が多々あります。これをブログなどのWEB画面上に載せると非常に見づらくわかりづらいですよね。殆どの場合はクリックしてその先を見に行くだけですしリンクになっていない場合も文字列コピー&ペーストで移動したり、入力するのが面倒な場合は検索して表示しますのでそれほど問題はないとも言えますが、問題はFirefox。

Firefoxでは長いURLを表示するとURL(正確には連続する半角文字列)を折り返さないという仕様があります。長いURLをWEB画面に表示するとレイアウトの枠を飛び越えて表示して非常に見づらいという状況が発生します。

例えば、下は主なブラウザであるIE7、Firefox、Opera、Safariの長いURLの例です。Firefoxのみ、レイアウトの枠を飛び出して見づらい状態になっているのが解ると思います。

IE7
URL表示 IE7

Firefox2
URL表示 Firefox2

Opera9
URL表示 Opera9

Safari3 for Win
URL表示 Safari3


こんな時に便利なのが、URL短縮サービスです。
殆どが登録不要の無料サービスで、画面でURLを入力・実行すると短縮されたURLが出力されます。それをWEB上にアップすれば短いURLで見やすくなり、URLをコピーできない状況でもURLの手入力が簡単になるというわけです。

下の一つめののURLはWikipediaの「道路交通法」のアドレスで、それ以降は短縮されたURLです。理由は後で書きますが、念のために下のリンクは使わないでください。

Wikipediaの「道路交通法」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E4%BA%A4%E9%80%9A%E6%B3%95

http://easyurl.jp/3lv (EasyURL
http://kat.cc/29aba5 (圧縮URL簡単転送のかんてん
http://symy.jp/bnIG (ウェブ精米
http://mo-v.jp/?968c (圧縮URL転送サービスのむぉ〜ぶ(moveムーブ)
http://urltea.com/1ws2 (urlTea

URLが短くなってスッキリして良さそうに見えますが、実際にはこの手のサービスは全然流行ってないように思いますし私も使っていません。理由としてはこのような点があると思います。

 1.何よりも変換処理が面倒。
 2.リンク先が何処かの判断基準がなくなる。
 3.そもそも、そのサービスが信用できるのか。

1.何よりも変換処理が面倒。
これが一番大きいと思います。URLが長い事による実害が少ないため変換するのは面倒なだけですし、レイアウトの問題が気になるのであればURLを直接記述せず、文字列のリンクURLとすればいいだけです。

2.リンク先が何処かの判断基準がなくなる。
一番問題になるのがこれで、通常はURLを見た時にそのサイトのドメインは何処かを注目して安心してよいサイトかどうかの目安にします。このドメインがURL短縮サービスのドメインになるため、見る側は不安に駆られます。
Googleのアドレス http://www.google.co.jp/ と、それを変換した http://kat.cc/2978a3 はリンク先は同じですが、安心度は同じの人はちょっといないと思います。

※ドメインとはインターネット上の住所で、ドメインにより所属する企業やサービスが判断できます。
このサイトであれば「http://twobcherry.seesaa.net/」の最初の「http://」と最後の「/」以外の部分である「twobcherry.seesaa.net」をドメインと言います。また、メールアドレスでは管理人 藍旋: aisen.twob●gmail.comの「@」以下の「gmail.com」がドメインとなります。

3.そもそも、そのサービスが信用できるのか。
このサービスの基本的な動きは、URLを短縮サイトに登録してその登録番号=短縮されたURLを取得し、短縮したURLを入力すると短縮サイトに移動して、元々のURLを取り出して目的のサイトに移動するという仕組みです。短縮と書いていますが実際は転送サービスで、短縮サイトに一度はアクセスするという仕組みです。ここで2つの不安点が出てきます。

1つ目は、このサイトがサービス停止すると元のURLが不明になってしまう事。転送サービスの基本的な不安点です。
2つ目は、実は悪質なサービスで、アクセスするとIDやパスワードを盗む不正なプログラムを実行してから転送する等の可能性があります。この場合、転送先は正常なサイトなので見知らぬサイトを通過したという実感がないのがポイントです。


昔、この手のURL短縮サービスを見たときは便利かもと思ったのですが・・・冷静に見るとやっぱり問題点って多い物ですね。
便利と思うサービスでも、まずは冷静に見て不安点がないかを考えるようにしましょう。


ちなみに、上記のFirefoxの長いURLの見え方の問題ですが、よく「Firefoxのバグ」と書かれているのを見ます。ですが、これはバグではありません。実は、HTMLの仕様に忠実に作られているだけなのです。HTMLの標準仕様では見やすいように折り返すという仕様は決められておらず、ブラウザごとの独自解釈で行われています。ここでFirefoxは「決められていないから勝手に判断して折り返さない」となるわけです。そして、IE等の大半のブラウザは折り返しており、Firefoxだけ動作が異なるのでバグに見えるだけです。

もっとも、ユーザからすれば見づらいだけなので、何かしらの対処をしてくれる方が嬉しいんですけどね。


最後に、このFirefoxの問題はアドオンで解決できます。
url_breaker というアドオンを使えば上記の問題は解消しますが、処理が重くなりますの気をつけてくださいね。


【関連記事】
Firefoxアドオン (The Wind of Blessing Wiki)
posted by 藍旋 at 01:46 | Comment(1) | TrackBack(0) | ソフト・ツール紹介
この記事へのコメント
きょうトロは先行しなかった?
Posted by BlogPetのトロ at 2007年10月29日 13:16
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