2005年09月29日

WRC用語集

WRCの放送に出てくるような基本的な用語集です。
見づらいのでどうやって公開しようかな?と悩んでいたら、もうラリージャパン! とりあえず公開です!!また手直ししていきますので、見て下さいね♪


●WRC:世界ラリー選手権●
FIA(国際自動車連盟)が認定する世界戦で、05年は全16戦で5大陸全てで行われます。FIAが認めるカーレースの世界戦はF1とWRCだけ! WRCでは「マニファクチャラーズ選手権」と「ドライバーズ選手権」のタイトルを賭けて行われます。日本のラリーと言えば「コースを決められた時間に到達してその誤差の少なさを競う競技」というのが多いですけど、これは日本のお国柄でタイムの早さを競うだとコースの認可が下りなかったことから生まれた工夫の結果らしいです。


●マニファクチャラーズ選手権●
メーカー(ワークスチーム)単位の選手権で、通年の取得ポイントを競います。対象となるのは全戦エントリーを約束したメーカーのみで、申請した2名のドライバーの車両のみにポイントがつきます。3台で出走しても、申請していない車両ではポイントにならないってことですね。1位10ポイント、2位8ポイント・・・8位1ポイントと貰えます。また、エントリーしていない人が上位になった場合は対象外となり、エントリーした人が繰り上げて加算されます。


●ドライバーズ選手権●
ドライバー単位の選手権で、通年の取得ポイントを競います。対象となるのは全ドライバーで、ワークスチームもプライベーターでも貰えます。1位10ポイント、2位8ポイント・・・8位1ポイントと貰えます。


●WRカー:ワールドラリーカー●
連続する12ヶ月間で25,000台以上の生産した市販車と20台以上のラリーカー用パーツを作成すれば、大幅な仕様変更がOKのグループ。2WDから4WD、NA(ノンターボ)→ターボ、同メーカーのエンジン載せ変え、サスペンション仕様変更や位置移動も可能です。見た目以上に、全然違う車になってたりします。ヨーロッパ車にはラリー車に向く車種の4WDやノンターボ車が少ないため、ヨーロッパ車が参入しやすいようにするための処置らしいです。


●Gr.N:グループN●
連続する12ヶ月間で2,500台以上を生産した市販車をベースに、改造範囲は狭く、ロールバー等の安全装置を付けたぐらいのクルマ。でも、05年のスバルのグループNの車を買おうとすると1,700万円ぐらいするそうです。(新井敏弘選手談)。なんやかんやで凄い補強してますから・・・


●PCWRC:プロダクションカー世界ラリー選手権●
WRCと併催されるグループNカーのラリー選手権で、ドライバータイトルを賭けています。05年は全8戦ですが、ポイントはそのうち6戦となっており、事前に対象を申請する必要があります。日本人では、スバルの新井敏弘選手がこの選手権で走っていたりします!JWRCとは同時開催されません。


●JWRC:ジュニア世界ラリー選手権●
WRCと併催される2WD車・NA・排気量1,600cc以下の改造範囲が狭いラリー選手権で、ドライバータイトルを賭けています。資金力がない若手がココで腕を磨くため、WRCへの登竜門となります。05年は全8戦です。PCWRCとは同時開催されません。初年度はスーパー1600とも呼ばれていました。


●LEG:レグ●
WRCは基本的に1戦を3日間で走ります。大体1日=1レグで、3レグ制と考えて下さい。レグは5〜7ヶ所ぐらいのSSとロードセクションで構成されています。


●SS:スペシャル・ステージ●
ラリーカーが1台ずつタイムアタックするコース。タイムアタックなので早いほどいいです。100分の1秒単位と厳密に計られています。基本的に公道や林道やサーキットなどを完全封鎖したコースです。最長でも40km程度です。時間差で出発するのですが、遅れた前走車に追いつく事も。このSSを幾つも走って、合計タイムの早さで競います。1戦につき合計360km以内(05年ルール)と決められています。


●SSS:スーパー・スペシャル・ステージ●
SSは1台ずつ走りますが、これをさらにエンターテイメント化して短くしたのがSSSで、特設会場等の狭い特別コースで2台や3台同時に走って、観戦したりTV放映したりします。但し、基本は別コースとなるので接触などは有りません。ですが、どっちが早い!ってよくわかるので、盛り上がります♪


●ロードセクション●
リエゾンとも言われていて、ラリー中の移動区間です。競争タイムには関係しませんが、制限時間内にTC(タイムコントロール)に到着しなければ、ペナルティや失格になります。普通に公道を移動のため、交通ルールは当たり前。たまに警察に捕まるそうです(*ノノ) SSとSSの間は何十kmも離れている事も多く、この間に事故にあったりトラブルでリタイアになることも・・・


●タイムコントロール●
SSは各車2分ごとに出発してタイムを競うため、効率よく出発するためにはある時間には出発地点に出走順に並ぶ必要があります。その集合場所というわけです。早く来すぎる早着や、修理などで遅れると1分ごとにペナルティがつきます。


●リフューエルポイント●
燃料補給ポイント。ガソリン添加剤(ニトロ等)等の問題があるため、FIAの給油ポイントから事前購入した指定ガソリンを補給します。もちろん、途中で燃料切れになってそこらへんのガソリンスタンドにで補給したらアウトです。ここで情報交換やインタビュー、FIA公認映像のテープを交換したりするそうです。


●グラベル●
ダートとか言われる未舗装路のことです。土や砂利道や林道、時には小川を横切りと色んな道を走り抜けます。やはりラリーと言えば砂埃舞うこんな道!という感じで、WRCのラウンドの半分はグラベルのコースです。


●ターマック●
舗装路と呼ばれるアスファルト等の道の事です。とはいいつつ、きれいなアスファルトだけではなく、中には路面の荒れたコースもあります。なんせ、サーキットはアスファルトと言っても特注品、WRCは基本は公道のただのアスファルトなので、全然違います。


●スノー・アイス●
雪道や凍結(アイスバーン)した道です。そんな道なので遅いと思ったら逆に早かったりします。グラベルの砂利道を走るよりも、雪道でスタッド(スパイク)タイヤを履いた方がグリップがよく、思ったよりも運転しやすいそうです。とは言っても、やっぱり雪道なので、そのままつつつ・・・と滑っていく事も♪このスタッドタイヤは細く、まるで軽自動車ぐらいだったり。


●コ・ドライバー●
ラリーは二人でで走る競技で、道のナビゲーターをするのがこのコ・ドライバー。ペースノートを見てドライバーに指示します。ほぼ同じ道を走ることがなく長距離を走るラリーでは、コ・ドライバーの指示がないとお話になりません。ドライバーとコ・ドライバーでクルーと呼ばれ、その気になればレース中に運転を代わる事も可能です。二人の会話はインターコムというマイク付ヘッドフォンで行います。


●ペースノート●
コースの一つ一つのコーナーの角度や長さ、路面状況、ギア数等を書いていて、コースを走るときにコ・ドライバーが読み上げます。コレを聞いてドライバーは運転するので、タイミングや間違いがあるとそのまま谷底に落ちていく事も・・・。ラリーという道が狭く、路面状況と見通しが悪いレースではコレの出来次第なんです!コレはレッキの際にドライバー達が作るのですが、プライベーターはお金が無いのでオフィシャルが作ったものを購入するそうです。


●レッキ●
本番前の下見走行。本番の2〜3日前に走りますが、グループN等の車両を使い、タイヤも一般タイヤ、確か法廷速度の制限付で、一つのSSにつき2回しか走れません。この時に、ペースノートを作ります。作り方は、ドライバーが走った時の喋る内容を、ノートに書き留めたりするそうです。例えば、ステアリング(ハンドル)にテープで目盛を付けて「R5」で右コーナで角度は5段階目等、詳しく言うそうです。


●レギュレーション●
ルールやチューニング範囲制限のこと。こまか〜い制限があり、毎年のように詳細が変ります。例えば、昔は500馬力とかいうグループBというラリーカーが走っていましたが、大事故も発生したので今は300馬力ぐらいです。方法はエアリストリクターという吸入制限装置を設けることで空気の吸気口を絞り、エンジンが使える空気を減らす事により最大出力を押さえます。


●ホモロゲーション●
ラリーカーは色々と改造しますが、その改造をFIAに認められたという公認書です。スペックやパーツの詳細など多岐にわたります。そのため、一度決めた仕様は勝手に変更は出来ません。取得後、1年は変更できないなどがあるので非常に重要です。


●車検●
レギュレーションとホモロゲーション違反がないかを確認するためのレース直前の検査。上位入賞車はレース後にも精密な車検が行われて、合格でやっとポイントが貰えます。レース後は特に厳しく、パーツをばらしてチェックしたりするので、わずかな重量制限違反でも失格になったりします。


●リスタートシステム●
レグ1やレグ2でリタイアした後に再出走が可能です。各SS毎に、トップから5分のタイムを加算して出走出来て、難しいですがポイントも獲得可能です。スーパーラリーシステムとも呼ばれます。


●ペアリングシステム●
2007年から導入予定のシステムで、2週連戦で同じボディ(シャーシ)・同じエンジンを使用してレースを行います。全ワークスが同じボディとエンジンを使う事により、チームが何台もスペアカーを用意・メンテするコストを減らすためのシステム。


●タイヤ●
現在、WRCはピレリとミシュランというメーカーがタイヤを提供しています。タイヤは厳密に管理されており、事前申請以外のタイヤを使うと違反となり失格です。なので、申請を誤るとミスマッチしたタイヤで走るために、不利になります。ターマック戦では、クルマやドライバー以上に大事な要素と言われます。ラウンド毎に使用可能本数も決められており、05年ジャパンラリーでは40本(10セット)までと決まっております。


●ムースタイヤ●
WRCは未舗装路を走り石などでパンクする事が多いので、ムースタイヤと呼ばれるタイヤを履きます。これは、普通のタイヤの中に、さらに空気を入れていないタイヤを履いていると思って下さい。パンクにより普通のタイヤから空気が抜けた際に、瞬間的に中のタイヤにムースを注入して膨らませます。このムースはすぐに固まり、支障が出ずに走れるというシステムです。身近な物では、自転車のパンク応袖処置用にこういうムースを注入する商品があります。但し、一度入れてしまうと、中身が詰まってしまってもうそのタイヤは使えなくなります。


この記事、昨日に一度登録したはずなのですが、消えていました。。。たまたま、エディターで書いていた記事が残っていたのですが・・・もしかして消えている内容あるかも・・・(p_q)

【更新】
(05/11/02) ペアリングシステムを追加
posted by 藍旋 at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | WRC 世界ラリー選手権
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