2005年10月27日

抗菌せっけん、意味無いの?

家ではハンドソープの「キレイキレイ」を使ってから、お料理とかしてます。美味しかったサンマとかピーマンの肉詰めとか・・・手が匂っちゃうんですよね。普通の石けんよりもキレイキレイとかの方が臭いが取れやすい気がしますし、意外に食中毒は包丁やまな板、そして手からばい菌が移っての感染が多いので、料理とかに関しては抗菌はいいな〜って思ってました。(普段は全然無神経?です)

ところが米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会が、抗菌石けんが普通の石けんを上回る感染予防効果が確認されなかった、メーカーは効き目があったという証拠を提出しなさいと言っているそうです。つまり、普通の手洗い石けんと変わらないのに、過剰広告してませんか?と言うわけです。

 「抗菌」せっけん 効果は「普通」…米食品医薬品局 (読売新聞)

こういう商品には細菌の活動を押さえる化学物質「トリクロサン」等を含みますが、これは「耐性を持つ細菌を生み出す恐れがある」と警告し、安易に利用しないようにと忠告しているそうです。

耐性を持つというと・・・そうです、病院で発生して死亡事故が起きるなどと問題になった「MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)」です。元々は、世界初の抗生物質ペニシリンが非常によく効いて多用しているうちに効かなくなった菌が生まれ、その対抗手段としてメチシリンという抗生物質が生まれました。そして、メチシリンが多用されて・・・生まれたのが「MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)」です。名前でメチシリンやペニシリンだけと思っていましたが、実際は多くの抗生物質に対する免疫を持っているそうです。そりゃそうですよね、他のが効くなら恐れてませんね。そして、それに対抗する抗生物質がバンコマイシン。そして、それに耐性を持ったバンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA)・・・既に出現している報告があるそうです。

黄色ブドウ球種は口腔内や髪の毛、皮膚にも付着しているほど一般的な菌です。ですが、発症する力が低く普通の人には全く影響がありません。MRSAも同じくです。ですが、大手術後や重度の火傷になると抵抗力が落ちているため感染してしまいます。その時に、効く薬がなかったのでMRSAが元で感染症が発生し、肺炎や腎炎を併発する原因になったそうです。

一般的な菌だからこそ、普段からそういう薬を使用する事により耐性を持つのが生まれやすく、どんな菌が生まれるか判らないために乱用して欲しくないんですね。

ところで、トリクロサンをウィキペディアで見ると、「ダイオキシンの発生が懸念されるような低温焼却炉ではトリクロサンがダイオキシン類に転化する可能性が示唆されている。」との事。薬も場合によっては毒になるんですね・・・ビックリ!


知って得するさまざまな感染症 MRSA (介護クラブ.com)
posted by 藍旋 at 23:37 | Comment(2) | TrackBack(1) | 気になるニュース
この記事へのコメント
TBアリガトウです(*゜ー゜)
"耐性を持つ細菌"恐ろしいですよね;
目見にえない物なので、既に発生していてもすぐに確認できないんですものねぇ・・・
こちらもTBさせていただきますね^^
Posted by kakera at 2005年10月28日 10:58
kakeraさん、こんばんわ〜♪
抗菌商品を使いすぎると抵抗力が落ちるというので、余り使わないようにしてましたけど、使っても効果ないし、家から耐性菌が出るかもなんて言われるとショックです。。。それも買い置きありますし(*ノノ)
Posted by 藍旋 at 2005年10月28日 21:36
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効果は普通@抗菌せっけん
Excerpt: 「抗菌」せっけん、効果は「普通」…米FDA ( YOMIURI ONLINE ) 工エエェェ(´Д`;)ェェエエ工 本当にぃ?調理前とかに薬用石鹸使ってるんだケド・・・ しかも、ちょっと高め..
Weblog:  ★ ペンギンフリッパー ★ 
Tracked: 2005-10-28 10:53
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