父にノートパソコンのレクチャーしてきました。ふー・・・お疲れでした〜
まずはノートパソコンを箱から出して、部品の説明。箱から出してあげましたが、取り付けは充電池のセットからさせました(笑) 思わずセットしかけましたが、充電池のカチッとセットする感触などもちゃんと知らないとダメですよね。USBマウスの刺し方も説明しようとしましたが、ちゃんとコネクタの上下を聞くところは、さすがクルマやバイク好きでした。
意外にひとつひとつが大変でした。パソコンの名前(ネットワークに出てくるCPU名)一つでも初めての人には理解不能です。仕事に使うつもりだけに、変な名前を付けさせるわけにはいきませんし。ユーザ名は名前にしましたが、一つ一つが大変です。しきりに「お店にいっぱいいた人達はこれを全部理解してやっているのか?」と聞いてきます。混乱ぶりが手に取るようにわかるので、辞めないかと心配でしたよ〜。
まずはお店で教えたクリックを使って、ウィンドウのドラッグ移動、最小化、最大化、消去。そして、タスクバー・・・ここで躓きました。タスクバーでのアプリケーションの切り替えという考えが意外に難しいみたいでした。
とりあえず、何となくわかった(としか言えなかった?)らしいので、入門者向けのWindowsXPの解説CD-ROMをセット。どうやらアニメのうさぎの生徒とクマ?の先生が授業形式で教えるという形式でした。1〜6時間目で、一応メールやインターネットが出せるという仕組みです。
さて1時間目!「Windowsのユーザー登録」と「アドミニストレーターについて」。・・・え? 正直、ちょっと絶句。確かに大事ですけど・・・Windowsの初期設定やユーザ登録はすましてないとWindowsが起動出来ませんし・・・いきなりパソコンの管理者とかユーザを説明しても、ちょっと判るとは思えません。「アドミニストレーターとは管理者でアプリケーションをインストールする権限を持っています。ユーザーは制限付きでアプリケーションを自由にインストールする権限を持ちません」など、完全に固まる父をみて、ちょっぴり不憫に・・・
実はWindowsの入門者向けのCD-ROMを、ラジオで浜村淳が紹介していたそうです。「うさぎちゃんが出てきてWidowsの操作を教えてくれます。何回でも判るまで教えてくれて、解らなかったら戻るボタンで繰り返して聞く事が出来ます」というような内容だったらしく、これなら出来るかも?と思ったそうなんです。でも、いきなりアドミニストレーターは・・・。
とりあえず、会社に見立てて「アドミニストレーターは社長、ユーザは社員と考えて。社員が勝手に新しい事業をドンドン追加したら会社がおかしくなるでしょう? だから新しい事業展開をするのは社長が決めるじゃない。それと一緒で、色んな人がソフトを入れたらおかしくなるから、このアドミニストレーターがソフトを入れる事が出来るってこと」と説明。一応、納得したように見えました。(ええ、多分です。。。)
ちなみに、Widows XP HomeEditionでは、初期設定ではAdministrator は出てきません。セーフモードで起動して初めて確認出来るユーザです。その時にパスワードを設定しておきましょう!! 確かに大事ですが基本的に隠れたユーザでMicrosoftは初心者には危険だからと隠している存在です、それを1時間目で解説するのは結構無理があると思いました。もう、完全に父はノックアウトです(ノ_・。)
と、いうわけで・・・
必殺、インターネット!インターネットが出来るマシンで、
Wikipediaを見せました。この百科事典は色々と乗っているから、結構楽しいよ〜?というと、「
グローバル化」を知りたいといわれ、表示させて見せてあげました。ついでにそこで、マウスのホイールの使い方を教えて、「この青い文字がリンクと言って、その言葉をまた調べれるよ」と教えると、ドンドンとリンクリンク。多国籍企業等を見てました。これしかない?と聞かれたので、Yahoo!で検索してまたリンクリンク。ツボにはまってます!
これでインターネットが出来ると思われると、その先に進むのが鈍くなるので
「こんな風に、インターネットは興味があると色んな事を調べれるよ。でも、そのためにはそのキーワードを入力しないとダメなわけで。と、いうわけで文字入力練習してみよっか?」と言うと、自発的にノートパソコンに向かっていくじゃないですか! うーん、やっぱりやりたいと思わせるのは強いですね!
スヌーピーのタイピングソフトを買いましたけど、これがまた、かわいいんです♪ そのためか、思った以上に頑張ってくれました。ホームポジションを力説して「何度も人差し指はFとJの上。そのポッチが付いているのが、人差し指を置くところ!」と何度も教えてると、慣れなくて大変みたいですが、基本は大事というのをよく解っている人なので頑張る努力を感じます。
やっぱり、タイピングソフトは良いみたいですね。特に最初はちんぷんかんぷんでパソコンを使えるか自信を無くしている頃なので、こういう遊びながら、優しく教えてくれるソフトは落ち着くみたいです。特に、何度もしていれば少しずつタイムと正解率が増えて点数が良くなるので、上手くなっている実感を感じます。高齢者になるほど、こういうソフトは効果的な気がしました。3000円ぐらいのソフトですが、文字入力という難しいハードルで躓く人が多いので、これでハードルを越えれるなら安い買い物だね〜って思いました。
とりあえず、今日はコレでタイムアップ。Excel等も全く開かず、テキストの保存もしていないので、私がいなくても良かった気もするぐらいの進捗(笑)ですが、ノートパソコンを机の中心に置いて毎日少しずつ練習すると自ら言っていたのは非常に大きいですね。
ただ、インターネットを見せたマシンが異常に遅くて調べてみるとスパイウェアが出てきて(そのマシンには入金する環境があるのでドッキリ)調べてあげたりと、説明が余り出来ずに一人で出来るのはマシンの起動と、解説のCD-ROMとタイピングソフトぐらい。近いうちにもう一度かな・・・・
【追記】友達とメッセンジャーで話していたんですけど・・・実はムッとしたことが。
父はほぼ初めてキーボードに触ったくせに、名前を思った以上にスムーズに入力出来たんですよね。私が18歳で初めて触った時にはこんなにスムーズには出来ませんでした。。。それがこんな歳の父に・・・と思うと、密かに怒りが(*ノノ) 心せま〜い♪